墓じまい検討者が増加
近頃では少子高齢化・核家族化が進んだことや宗教観の変容によってお墓に対する考え方が変わってきています。単純にお墓を継ぐ人がいないというケースや、子どもに負担をかけたくないといった思いから、墓じまいやお墓の引越しを検討されている方が年々増加しています。墓じまいはお墓をなくす行為ですが、満足できる供養ができれば、気持ちを整理できる一つのあり方です。大谷石材では、どんなお悩みにも、これまでの実績と経験で、お客様のご要望に添えるよう墓じまいやお引越しのサポートをいたします。
お墓を継ぐ人がいない
生涯独身や子どもがいないご夫婦などといった理由でお墓の承継ができない。
お墓が遠方にある
就職・転勤・結婚などで故郷を離れたことにより、お墓参りをする頻度が減ってしまい守っていくことが難しい。
実家のお墓を守るのが大変
長男・長女同士が結婚したことによって、両家のお墓を守っていくことの負担が大きい。
高齢なのでお墓参りが難しい
歩行が不自由になりお墓参りに行けないという高齢者が増えています。
「墓じまい」には、墓所の石材の全てを除去・処分し、更地の状態まで戻す費用と墓埋法により決められている墓じまいに必要な手続き、書類にかかる費用、埋葬されていた遺骨を別の墓や別の形で供養しなければなりません。それらに関わる料金も必要になります。
項目 | 費用 | 支払い先 | |
---|---|---|---|
手続き費用 | 受入証明書 | 新墓地の管理者にお問い合わせください | 新墓地の管理者 |
埋葬証明書 | 旧墓地の管理者にお問い合わせください | 旧墓地の管理者 | |
改葬許可証 | 自治体にお問い合わせください | 旧墓地の自治体 | |
墓所処分価格 | お墓の解体、処分費用 | 300,000円~現地調査後、お見積いたします | 大谷石材 |
供養費・お布施 | 供養費 | 寺院によって異なります | 寺院 |
離檀費 | お布施 ※寺院と要相談 |
1
親族への相談
まずは、親戚に墓じまいをしたい旨とその理由を告げましょう。
2
納骨されている遺骨をどうするかを決める
寺院などにある永代供養墓に合葬する等を決めます。
3
受入証明書を発行してもらう
新しい遺骨の受け入れ先より「受入証明書」を発行してもらいます。永代使用承諾証(霊園使用許可証)でも代用できる場合があります。
4
墓所の菩提寺または管理者へ伝える
トラブル防止のために、早い段階で相談する事をおすすめします。
5
埋葬証明書を発行してもらう
旧墓地の管理者から「埋葬証明書」を発行してもらいます。
6
改葬許可申請書をもらい必要事項に記入する
旧墓地所在地の役所で「改葬許可申請書」をもらい、必要事項を記入します。
7
改葬許可申請書に署名・印をいただく
旧墓地の管理者から「改葬許可申請書」に署名・印をいただきます。
8
旧墓地所在地の役所に書類を提出
旧墓地所在地の役所に「改葬許可申請書」「受入証明(永代使用承諾証)」を提出、「改葬許可証」を発行していただきます。
9
供養・抜魂式を執り行い遺骨を取り出します
寺墓地の場合は必ず住職による閉眼供養を行います。公営・民間霊園の場合、閉眼供養を希望する場合は僧侶を手配します。
10
墓石の撤去工事を行う
墓所の石材の全てを除去・処分し、更地の状態に戻し、区画を返却します。